「フランス詩と歌曲の夕べ」にお伺いして…
まもなく12月…師走の足音がヒタヒタと近づいて参りましたね(^◇^;)汗
ココ北千住はほっこりする秋晴れの日もあれば、今日のように冷たい秋雨の日もあって、少しずつ身体の裡の冬支度をしている感覚です。。
…さて、10日ほど前に、タイトルの音楽会へお伺いしてきました♫
こちらの主催は「学習院大学文学部フランス語圏文化学科」…その為、普通のコンサートとは趣きが異なります。
もちろんフランス歌曲の世界を楽しむひと時ではありますが、コンサートをお聴きする前にフランス文学者の皆さまから、詩や訳詩の解説、そして詩人についての紹介があるのです!
開演前に頂戴しました音楽会の冊子には、フランス詩の原語と日本語訳、詩人や作曲家の写真とプロフィール、地図や風景写真、挿絵や楽譜原本、当日の演奏家や解説者たちのプロフィール等など…それはそれは充実した内容が掲載されています❤️
A4サイズ全26ページに渡る、オールカラー(言い方古ッ!笑)のズッシリとした読み物ですね〜❣️
これだけの重量感あふるるコンサートを、入場無料・事前予約不要で開催してしまう学習院の懐の深さって…計り知れない‼️
会場である「学習院創立百周年記念会館 小講堂」…コロナ禍で3年ぶりの開催とあって、実に多くの観客が訪れていらっしゃいましたよ〜!!
普段のクラシックコンサートの客層とは何となく違う、「あぁ、こちらの学科をご卒業なさった方々が集っていらっしゃるんだ…」という雰囲気も、なんだか面白く感じながらの鑑賞でした♫
ピアノ・楽曲解説の野平一郎氏には、ご夫妻共々たいへん長期(40年ぐらい?笑)に渡ってお世話になっております。
コロナ前の本コンサートでは、一郎先生の譜めくりもさせていただきました。
その際のご縁で、ソプラノの駒井ゆり子氏ともお知り合いとなり、今年は開催!とのお知らせを前日に(笑)頂戴して、ギリギリお伺い出来て幸いでした❤️
大人の生徒さんK女史を当日にお誘いする…というコレまたとんでもない話にも応じてくださり、二人で聴けたのもとても楽しかったです✨✨
作曲家を時代順に並べると…グノー・ベルリオーズ・デュパルク・フォーレ・ドビュッシー・サティ・オネゲル、そして大好きなプーランク❤️
メロディーもハーモニー感も時代と共に少しずつ変化していく…そんな聴きどころも一郎先生の解説にて輪郭や骨格が分かり、日常からかけ離れたフランス空間に居る心地良さも感じられました⤴️⤴️
偶然ながら、当日は自分の誕生日❣️…ものすご〜く特別なバースデープレゼントをいただいた気分です❤️㊗️❤️
毎年一回開催が通常運転のようですので、次回は早めに察知して、こちらのブログでもご紹介していきたいと思っています♪