鏑木清方展◯十年ぶりの再訪…
東京はいたるところで櫻満開ですね❣️
気分上げ上げの中、駅などで気になって仕方なかった『没後50年記念・鏑木清方展』の広告がFacebookで流れてきて、思い切って初の美術館オンライン予約をして、お出かけしてきました❣️
実は私の父は洋画家、弟は日本画家(二人とも職業は小学校教員)なのですよ。
実家にはアトリエがあり、子供の頃から油絵の具の匂いの中で暮らしていました❤️✨
私も小さな頃からお絵描きが好きで(ホントはピアノよりもソッチがう〜んと好きだった❤️笑)、写生に出かける父にくっついて行き、自分も見よう見まねで描いていたものです。
そんな訳で、美術館へのお出掛けも親に連れられてしょっちゅうでしたね。
名古屋市役所すぐ側の明和高校に通っていた頃も、学校帰りによく美術館へ寄って「音楽科より美術科が良かったなぁ〜」と目がハート♥️でした(笑)
4年前に東京にお引越してからは、上野から徒歩でもOKの立地に住めてスッゴく嬉しく❤️…しかし引越貧乏でなかなか行けなかった⤵️
やっとお仕事が軌道に乗ってきたと思いきや、コロナ禍での美術館閉鎖⤵️⤵️
やっとやっと超久しぶりの美術館⤴️…しかも昔から大大大好きな鏑木清方❤️✨⤴️⤴️
彼の絵に会うのはいったい◯十年ぶりなんだろう⁉️
大学を卒業して東京→名古屋に無理やり帰され、まだ独身だった頃、やはり櫻満開の季節に独りで広島の尾道まで『鏑木清方展』を観に行きました❤️
坂だらけの尾道の櫻満開の公園の頂きにある、こじんまりとした美術館だった記憶があります。
その建物は、その後2003年に建築家・安藤忠雄氏の設計でリニューアルされた、尾道市立美術館だったのではないかな?
それ以来の鏑木清方再訪…今回も、ものすごく長い時間をかけて、一点ずつじっくりジックリと観て、浸って参りました✨✨
言わずもがなの美人画は当たり前ですが、こんなにも生活に密着した絵を遺していらっしゃることも新たな発見‼️
庶民の暮らしを実に事細かく描いている…その場の写生ではなく、明治の記憶を頼りに描く事が多かったそう✨✨スゴい⤴️
それともう一つ、明治→大正→昭和と生きた鏑木清方にとって、かけがえのない時間は明治時代だった事にも気づけて✨…(←コレはラジオ番組に出演したご本人の発言が会場にて流れてました!)
明治32年(1899年)生まれの同居していた祖母が「明治は本当に穏やかな良き時代だった✨」と事あるごとに話していた事にも通じて、やはりそういう時代だったのだと確認できたのも嬉しかったことの一つです❤️
色々と書きたい事がありすぎて筆が止まらなくなりそうなので、この辺りで(笑)
2022年5月8日まで東京国立近代美術館にて開催され、その後は京都展があるそうです。
是非是非お出かけくださいませ〜❣️✨
…追伸
東京国立近代美術館は常設展もド迫力‼️
美術の教科書に載ってるのとか、ボコボコ出てきてビックリした〜‼️
YouTube「山田五郎オトナの教養講座」で観たばかりの『原田直次郎・騎竜観音』が目の前にドドーンと出てきた時には、「ココにおったんか〜‼️」とつい名古屋弁が出てもーた(笑)